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高温多湿で内臓が疲れ気味…
夏のだるさ対策メニュー『山賊焼き丼』の作り方
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梅雨から夏にかけて高温多湿な日々が続くと、体が重だるくすっきりしないと感じることも多いのでは?体内に余分な水分が溜まり、「梅雨バテ」してしまっているのかもしれません。 今回は、そんな梅雨時期の不調を和らげてくれるおすすめメニューをご紹介。「体の内側から整える、ライフスタイルとしての漢方」を提案している漢方スタイリストの吉田揚子さんが教えてくれます。
梅雨のじめじめで弱った胃腸を整えて
梅雨時から夏にかけては高温多湿な日々が続きます。 体が重だるく、朝起きるとなんだかすっきりしない、寝ているはずなのに疲れている…といった経験も少なくないと思います。 この時期は消化機能が低下し、体内に余分な水分が停滞してむくみが出たり食欲がなくなってしまうことも。このような状態を改善するために、胃腸の機能を整えて不要な湿度をしっかり排出できる食材を意識的に選んで食べることが大切です。
今回は、消化に負担をかけない鶏肉を、胃腸の機能を活性化して巡りの改善に役立つ生姜やニンニク、はちみつなどで仕上げた『山賊焼き丼』のレシピをご紹介します。
「山賊焼き丼」の作り方
材料(2人分)
・鶏もも肉 150gを2枚(一枚肉を使用)
(★合わせ調味料)
・醤油 30cc
・おろしにんにく 小さじ1
・おろし生姜 小さじ1
・一味唐辛子 少々
・はちみつ 小さじ1
・天然海塩 少々
・片栗粉 適宜
・オリーブオイル 適宜
(トッピング)
・千切りキャベツ 適宜
・サニーレタス 適宜
・かいわれ大根 適宜
・ミニトマト 適宜
・クコの実(なくても可) 適宜
・ご飯 適宜
(1)
フォークなどで鶏もも肉全体に穴を開け、★合わせ調味料に漬けて5分程度置く。
(2)
(1)の鶏肉を取り出し、片栗粉をまんべんなくふる。
(3)
オリーブオイルを敷いたフライパンで揚げ焼きにする。
油の量は鶏肉が半分浸かる程度で、170度の中温でカラッと焼くのがコツ。
最初は中火で、皮目を下にして焼く。
(4)
皮目がカリッとしてきたら裏返し、(1)の残り汁を加えて蓋をし、弱火にして中までしっかりと火を通す。焦げやすいので注意。
(5)
竹串がスッと通るくらいまでしっかり中に火が通ったら取り出し、食べやすい大きさにカット。
丼にご飯とトッピングを盛り付けて完成。
今回のキー食材
・鶏肉:消化がよく胃腸に負担をかけずに「気」を補う
・生姜・にんにく:胃腸を活性化して、巡りを改善
・はちみつ:胃腸を活性化して消化を促進
体の不調を感じる前に、体内の巡りを改善して梅雨のだるさを乗り切りましょう!
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吉田揚子(よしだ・ようこ)
漢方スタイリスト・文筆家・中医薬膳師。
神奈川県立湘南高校、早稲田大学第一文学部卒業・史学士。
2010年に「きたかまくら日々響(hi bi ki)」を設立し、五感に響くゆたかなライフスタイルとしての漢方を提案。執筆、講師、メディア出演&出稿、商品企画&レシピ提供、新商品の企画コンサルティングなど幅広く活動。著書に『今日からはじめる漢方ごはん ビジネスパーソンのための漢方』(経法ビジネス新書)など。最新刊『季節と暮らす12カ月 漢方養生ダイアリー』が好評発売中。
▶︎きたかまくら日々響
Photo:Masayuki Furukawa Edit:Maiko Mizusawa
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