Carestyle
テレワークは腰痛に注意!
反り腰・前かがみを改善する座ったままヨガ
UNISEX
テレワークが増えた昨今。いつもと違う座り心地の椅子で長時間の作業、外出頻度が減ったことによる運動不足なども相まって、腰への負担が気になる日々ではありませんか? そこで今回は、腰痛対策におすすめの座ったままでできるヨガポーズをご紹介します。
1:まずはトライ!【腰回しのポーズ】
STEP1:
椅子に浅く腰をかけ、足は腰幅に開きます。
両手は腰に添えて、胸を張りましょう。
STEP2:
息を吸って、上半身を右にスライドさせ、時計回りに回します。
STEP3:
上半身を後ろに引くときは、背筋を丸めて目線をおへそに向けます。
STEP4:
息を吐きながら上半身を左にスライドさせて回します。
STEP5:
上半身を前に押し出すときは、背筋を反らせて胸を開き、目線を斜め上に向けます。
STEP1〜5を繰り返し、3回ほどゆっくり上半身を時計回りに回したら、反対回りも同様に行ないましょう。
POINT:
腰をゆっくりと回すことで、凝り固まりやすい骨盤・背骨周りの筋肉の緊張をほぐすことができます。回す動作の際に両肩がどちらかに傾いたりせず、両肩のラインが床と平行になるように意識をおいて行なうと、より効果が深まります。
2:さらに時間があるときは!【脚をかけて腰を伸ばすポーズ】
STEP1:
右脚の膝を外側に倒し、外くるぶしを左ももの上に乗せます。
左手は右脚の膝あたりに添えましょう。
STEP2:
右手を頭の後ろに添えて、息を吸います。
STEP3:
息をゆっくり吐きながら、上体を左に倒し、目線を右上に向けます。
この時、左手は右膝に少し圧をかけるようにして真下に押すと、腰周りの筋肉を伸ばす効果が高まります。
左右を入れ替え、反対側も同様に行いましょう。
POINT:
右手を頭の後ろに添えることで、脇腹もしっかり伸びるので腰全体の筋肉もほぐれやすくなります。
ストレッチ中は腰を反らせたり、丸めたりしないように腰の位置にも意識を置いて行なってくださいね。
■5分休憩の気分転換にも最適なストレッチ!
長時間のデスクワークを行なっている方ほど、腰への負担が大きいことになかなか気づきません。だからこそ1回このストレッチでも確かな変化を感じるはず! とくに5分休憩などちょっとした隙間時間で取り入れてみてくださいね。上半身がほぐれ、呼吸が深まるので気分転換にもおすすめです。
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井上佳穂理(いのうえ・かほり)
学生時代からTV、PVのバッグダンサーとして活動。テーマパークやショーのパレードに出演する傍ら、ヨガを学び始める。LAVAトップインストラクターに4年連続で就任し、活躍中。心もカラダも心地が良いという感覚を大切にするヨガを目指し、生活の中に取り入れやすい優しいヨガをメディアやイベントで発信している。
・全米ヨガアライランス認定200時間(RYT200)取得
・アシュタンガヨガ初級指導者認定コース 修了
・セラピューティックヨガトレーニング 修了
・リストラティブヨガ指導者養成コース 修了
・マタニティヨガ指導者養成コース 修了
・ムーンサイクルヨガ指導養成コース 修了
・ヨガニドラー指導養成コース 修了
・産後ヨガ指導者養成コース 修了
Model:Kahori Inoue
Photo:Tetsuhito Ishihara
Text:Yuko Sumi
Edit:Maiko Mizusawa
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