Carestyle

「暑くて寝付けない…」寝苦しい熱帯夜でも冷房要らず!快眠するための4つの秘策

UNISEX

# 寝付けない , # 寝苦しい , # 快眠 , # 熱帯夜 , # 睡眠 , # 睡眠の質 , # 美容家馬場さおり ,

なかなか寝付けない真夏の夜。「暑いけど我慢できないほどじゃないし」「冷房はなるべくつけたくないから」と、冷房をつけずに網戸から入る風だけで暑さと戦い、睡魔が来るのを待っていませんか? 正直、その方法では快眠は難しいかも。というのも、体温が1.5℃下がることが快適な入眠のトリガーだから。とはいえ、冷房に頼らなくても体を涼しくして快眠環境をつくる方法はあります。今回は熱帯夜に大活躍する4つの秘策をご紹介します。

熱帯夜でも冷房要らずに快適に快眠する方法

熱帯夜で思うように体温が下げられないと、なかなか寝付けなかったり、夜中に目を覚ましたりと睡眠の質を下げることに……。熱帯夜は我慢せずに、いかに体を涼しくさせるかが快眠のポイント。そこでおすすめなのが、「アロマ」「冷却枕」「夏用寝具」「扇風機」の4アイテムです。


【1】清涼感をコントロールする「アロマ」
清涼感のあるペパーミントやハッカなどの精油には、メントールが含まれているので、夏の暑さコントロールに重宝します。四つ折りにしたティッシュに精油を1〜2滴落として枕元に置いておくと、夜の間涼しい気持ちで過ごせます。
「今日は熱帯夜になりそう」という日は、精油を3〜5滴落とした湯船につかるのもおすすめ。全身クール仕上げで、火照り知らずになれます。

【2】頭部を涼しくする「冷却枕」
風邪を引いて熱があるときに重宝する冷却枕。実はこれ、真夏の夜は快眠グッズに変身するんです。首元には太い頸動脈があるので、そこを冷やすことで体が涼しくなるからです。
使い方は簡単、タオルで包んで首元から頭部あたりにセットするだけ。冷却枕の分、いつもよりも頭の位置が高くなるので、枕の高さを調整するのをお忘れなく!

「冷却枕の使い心地がイマイチ……」という人は、冷却シートを活用してもOK。首元やおでこに貼って、体をひんやり涼めましょう。

【3】ひんやり寝心地を叶える「夏用寝具」
敷きパッドや掛け布団をひんやり加工がされた夏用寝具に変えるだけでも、体感温度がグッと下がり、涼しく快適さはアップします。色々なアイテムが出ていますが、おすすめなのは、除湿機能や消臭機能のあるもの。人は寝ている間、ペットボトル約1本分の汗をかくので、スッと強力に汗を吸収してくれる除湿効果や、汗臭などをケアしてくれる消臭効果はあって損なし!



【4】足元を涼しくする「扇風機の弱風」
入眠時、体温を下げるために必要な熱の放散は、手足と頭からされるので、扇風機の風をあてて足元を涼しくすることは、体温を下げて寝付きのサポートにつながります。あてる時は、くるぶしを中心にして、弱風がおすすめ。熱帯夜は4〜5時間で切れるオフタイマーを活用すると、夜中暑くて目が覚めることも予防できます。ただし、朝体温が戻りにくくなるとスッと起きれなくなるので、つけっぱなしにはご注意を。


冷房を活用せずとも、熱帯夜を乗り切る方法は意外とあるもの。現に筆者はこの4つの方法で、真夏でも寝るときは冷房要らずです。とはいえ、「暑くてクラクラする〜」なんて猛暑の夜は、冷房のスイッチONがマスト。熱中症にならないように体のコンディションと相談して、熱帯夜も涼しく快眠しましょう。


馬場さおり

予防美容家・ライター。
予想医学エデュケーター、ダイエット検定1級、アロマテラピー検定1級、コスメコンシェルジュの資格を持つ。予防医学の知識を活かし、健康と美容分野において執筆、女性誌やWEBなどメディアへ出演多数。法人向け美容セミナー「正しい洗顔」「素肌がキレイに見えるベースメイク」では20代~70代まで幅広い世代に反響を得ている。

 

この記事が気に入ったらシェア!:

一覧を見る