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知っておきたい!
おうちでできる「スマホ首」対策の簡単ストレッチ
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スマートフォンの普及により、暮らしは便利になったものの、使い続けるうちに、気がついたら「スマホ首(ストレートネック)」と呼ばれる状態になっていませんか?
「スマホ首」とは、本来緩やかなカーブを描いている首の骨が、前傾姿勢を続けることでまっすぐになってしまった状態。首が肩に埋もれ、肩こりや首のこり、二重あごやぽっこりお腹や腰痛などの原因にもなります。
そこで今回は、「スマホ首」の予防と対策についてご紹介します。
スマホ首かどうか、セルフチェックしてみよう
まずはご自身がスマホ首になっているかどうかをセルフチェックしてみましょう。
やり方は簡単です。壁を背にして「気をつけ」の姿勢をしてみましょう。
1 後頭部
2 肩甲骨
3 お尻
4 かかと
の4ヵ所が、意識しなくても自然と壁につけば正常な状態です。
肩甲骨、お尻、かかとは壁についていても、意識的に首を後ろに倒さないと後頭部が壁につかない場合は、スマホ首の可能性が非常に高いといえます。
「スマホ首」が体に与える影響とは?
頭の重さは平均で約5〜6kgほど。実は「スマホ首」の状態は、その頭の重さの約3倍の負荷が首にかかっています。姿勢が崩れて首が埋もれることで、最も圧迫される筋肉が、首の『胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)』です。
ここをほぐしてあげることが、スマホ首による体の負担、疲れを軽減させるポイントです。
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『胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)』をほぐす方法
『胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)』をほぐす方法は、この筋肉に付着する鎖骨を意識したストレッチがおすすめ。
STEP1:楽な姿勢で座ります。
STEP2:背中の後ろで手を組んで、左右に揺らして肩周りを解します。
STEP3:顔を正面にし、息を吸いながら首の付根からゆっくり上を向いて、肩甲骨同士を引き寄せながら胸を開いていきます。
STEP4:顔が天井を向いたら呼吸を深めます。
STEP5:息を吐きながらゆっくりと背中をもとに戻し、手も解いて脱力します。 穏やかな呼吸を意識しながらゆっくり行いましょう。
身体の柔軟さには個人差がありますので無理をしないように、背中の後ろで手を組むのが難しい方は、背中の後ろでハンドタオルの両端を掴んで行いましょう。
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スマホ首予防は、意識も目線も上げること!
スマートフォンを操作していると、無意識のうちに眉間にシワが寄っていたり、猫背になってぽっこりお腹が目立ってしまうなど、姿勢が乱れがちです。いつ誰に見られてもいいように、普段から意識も目線も口角も上げて、「スマホ姿」も美しいビジネスパーソンを目指しましょう。
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